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朝晩の寒暖差が激しくなってきましたが、体調崩されたりしていませんか?

今回は、ヨガの経典「ヨーガスートラ」の八支則から、やってはいけないこと(ヤマ=禁戒)の一つである「アパリグラハ」についてのお話です。

日本語では「不貪(ふとん)」と訳されます。簡単に言うと「執着しない」です。

では「執着」とは? 一つのの事柄で頭がいっぱいである状態。何かに囚われて心の身動きが取れなくなってしまう状態です。
執着することは、自らを窮屈にして心の自由を奪うこと。自分のことばかりで周りが見えなくなり、知らず知らずに大切な事柄が見えなくなり、大切な人をも傷つけてしまう…なんてことも。

物について「断捨離」を思い浮かべてみましょう。自分にとってコレが本当に必要な物かどうかを取捨選択しないと進みませんよね。まさにそのことが執着を手放す作業です。

心・思考についてはどうでしょう? 

「先入観・固定観念」で見てみましょう。「こうあるべき」「◯◯なはず」という思い込みや先入観は、度が過ぎると執着となります。自分の築き上げて来た経験から得た、思考ややり方を変えることは難しいですが、物事の本質が見えなくなってしまったのでは結果として自分が苦しむことにもなります。

過度なこだわりを手放すことで、視野が広がり、柔軟に考えられ、本当に必要なものだけが手元に残る…そんな心の断捨離もしてみてはいかがでしょうか?

次回は「タパス」についてお話しします。お楽しみに〜👋

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