いつもお読みくださりありがとうございます。
まだまだ残暑が厳しい日が続きますが、体調崩されたりしていませんか？ 今年はなかなかの長期戦ですね💦
今回はヨガの経典「ヨーガスートラ」の八支則から、やってはいけないこと(ヤマ＝禁戒)の一つである「アヒンサー」についてのお話です。
「アヒンサー」とは非暴力のことです。暴力を振るってはいけない…。えっ？当たり前じゃない？ですよね。 この暴力には、肉体的な暴力はもちろん、悪口などの言葉や発言、心の中で思うことも含まれます。 そして他人に対してだけでなく、自分に対してもです。 あれ？ここまで来ると思い当たることはありませんか？
例えば、仕事で上司や同僚から、心無い言葉を言われた時「これも仕事の内…、自分さえ我慢すれば丸く収まる…、自分が悪いんだ…」など。これらは自分自身に対して暴力的ではないですか？ 我慢して、自分を責めて、疲弊して。
周りの人を傷つけたりしないように出来るのなら、それを自分自身にもしましょう！ これがヨガの教えであるアヒンサーです。
二の次、三の次にしてしまいがちな自分のことを大切に、労ってあげてください。自分の素直な思考に気付き、苦しみを生むものなら手放してみましょう。
生きることは苦悩だ、と経典では語ります。ただ、その苦悩を取り除いて行く方法やヒントをたくさん教えてくれるのもまた、ヨガです。
次回は「サントーシャ」についてお話ししたいと思います。
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